SiM 汗と涙の下積み時代を明かす 武道館ライブ「(もう1度)めっちゃやりたい」発言にバカリズム爆笑
2024.10.29 19:30今年結成20周年のレゲエパンクバンドが10月25日深夜放送の『バズリズム02』に出演。下積み時代のエピソードを明かした。
アニメ『進撃の巨人』The Final Season Part2オープニングテーマに抜擢され、世界でも活躍するバンドとなったSiM。
2004年に結成した当時は、ライブハウスのスタッフから「日本じゃ一生売れない」といわれていたという。その時から海外を視野に入れて活動してきたというボーカルのMAH。番組MCのバカリズムから「じゃあ、音楽性的には間違ってなかったんだ、これいわれるっていうことは…海外を最初から視野に入れてるっていうことでは」と聞かれ、「ありがたい言葉なんですけど、ここまでいい切られるとちょっとな…と」と本音を明かし、笑いを誘った。
ライブハウスでは、ほとんど観客がいない状態でのスタート。相次ぐメンバーの加入・脱退を繰り返し、2009年に今のメンバーになった。しかしSiM主催のフェスを開催するもソールドアウトせず、2011年には突然事務所から解雇された。当時MAHは、解雇の理由を「やっぱ売れない時期が長すぎて」と振り返るも、次のCDも決まっていた状態での突然の解雇に、激しい怒りとともに「めちゃくちゃやる気は出た」と語った。
その後、2013年にメジャーに移籍。2015年には初の日本武道館ライブ開催。しかしここで“最初で最後の日本武道館”とPRをしてしまったことを、後悔しているSiMのメンバーたち。バカリズムから「なんでそんな言い方したんですか?」と聞かれ、MAHは「ビートルズが立った場所ということでものすごく神聖な場所と思って育ってきたんですけど、意外とみんなポンポンやるようになっちゃって、武道館の敷居がちょっと下がってるように、僕は感じちゃった…。だからSiMは一生に1回しかやらないって…」と当時の心境を告白。