『呪術廻戦』豪華キャスト陣とアーティストが集結「じゅじゅフェス2024」

2024.8.27 16:45

2024年8月25日(日)に、ぴあアリーナMMにて、スペシャルイベント「じゅじゅフェス2024」が開催となり、豪華キャスト陣とアーティストが集結。entaxではイベントレポートをお伝えする。

榎木淳弥(虎杖悠仁役)、内田雄馬(伏黒 恵役)、瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役)、中村悠一(五条 悟役)、津田健次郎(七海建人役)、木村 昴(東堂 葵役)、遠藤 綾(家入硝子役)、島﨑信長(真人役)、櫻井孝宏(夏油 傑役)に加え、サプライズゲストとして黒沢ともよ(高田ちゃん役)が登壇。

さらに、崎山蒼志(「懐玉・玉折」エンディングテーマアーティスト)や、音楽を手掛ける照井順政が「じゅじゅフェス2024」スペシャルバンドとともに演奏を担当。生演奏によるアフレコや朗読劇、トーク等、ファンを魅了する豪華なスペシャルイベントが行われた。

「じゅじゅフェス2024」は、虎杖、伏黒、釘崎ら1年ズによるプロローグから幕を開ける。「懐玉・玉折」を振り返る印象的なシーンの生アフレコに、スペシャルバンドの生演奏が加わり、五条、夏油、家入の3名を中心とした物語が臨場感たっぷりに再現される。

声優の中村悠一
中村悠一(五条 悟役)
声優の櫻井孝宏
櫻井孝宏(夏油 傑役)
声優の遠藤 綾
遠藤 綾(家入硝子役)

「懐玉・玉折」前半の生アフレコの後、キャスト陣がキャラクターの台詞を披露しながら登壇する華やかなオープニングが展開する。「じゅじゅフェス」では過去最大となる総勢9名の豪華キャスト陣が集結し、会場が大歓声に包まれた。

あいさつに続き、「懐玉・玉折」の物語の後半が生アフレコで演じられる。和気あいあいとした前半の雰囲気から一転し、キャラクターの関係性や印象の変化が感じられるようなキャスト陣の圧巻の演技に、観客も引き込まれるように物語を味わっていた。

瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役) 内田雄馬(伏黒 恵役) 榎木淳弥(虎杖悠仁役)
瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役) 内田雄馬(伏黒 恵役) 榎木淳弥(虎杖悠仁役)

そして、「懐玉・玉折」の生アフレコ終了後、エンディングテーマアーティスト・崎山蒼志が登壇し「燈」を熱唱。包み込むような穏やかな歌声で会場を魅了した。

アーティストの崎山蒼志
崎山蒼志

ライブ後はオリジナルストーリーが楽しめる朗読劇「じゅじゅさんぽ! みなとみらい イン 2006」が始まる。観光スポットを巡る五条、夏油、家入の姿を中村、櫻井、遠藤が和やかに演じ、さらに、七海役の津田も登場するコミカルなエピソードとなった。

声優の津田健次郎
津田健次郎(七海建人役)

朗読劇の後は、キャスト陣によるトークコーナー「徹底討論 赫VS蒼 2024」が行われた。お題に対し2択の回答を選択し、ディスカッションを行った上で、多数派となった意見が採用されるというもの。

最初の質問では、一緒にゲームをやるならどちらのチームが良いかとのお題に対し、予め用意された回答では、Aの「虎杖・伏黒・釘崎」チームが多数派を占め、Bの「五条・夏油・家入」チームに大きく票数の差をつける。「マイブラザーがいるならどこまでもついていきます!絶対にA!」と木村が回答。

声優の木村 昴
木村 昴(東堂 葵役)

会場の観客にもペンライトの色で回答を尋ねてみると、初めはAの赤のライトが多かったが、「みんなでゲームした方が楽しいよね!」という島﨑からの呼びかけに応え、両方をあわせた紫のペンライトに切り替える人が増えてくる。しかし、最終的にはAの意見が多数派として採用された。

声優の島﨑信長
島﨑信長(真人役)

続いて「術式が一つだけ使えるなら?」という質問に対し、選択肢は3択に増え、「A:七海の十劃呪法、B:東堂の不義遊戯、C:真人の無為転変」から選ぶことに。このお題には、七海を演じる津田さんがAの「七海の十劃呪法」、真人役の島﨑がCの「真人の無為転変」と、それぞれが演じるキャラクターの術式を選択する。津田は「アフレコしながらどんな感じか体験したいと思っていました。あとは愛です。」、島﨑は「汎用性が高すぎる。胃がもたれたら無為転変、健康や美容など、なんでも作り変えられるから!」と自信たっぷりにその理由を説明する。しかし、木村を含む大多数の票が集まったのはBの「東堂の不義遊戯」。瀬戸からは「魔法みたいで憧れる」、榎木は「タクシーが捕まらないので、乗っている人と入れ替わりたい」とセレクトした理由を明かす。

声優の瀬戸麻沙美
瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役)

フリーディスカッションでは、島﨑からまたもや熱心なプレゼンが行われ、Cの支持を伸ばすも、最終的にはBの「東堂の不義遊戯」が多数派として採用される結果となった。

和気あいあいとした賑やかなトークコーナーを楽しんだ後、緒方恵美(乙骨憂太役)からのメッセージが上映され、イベントは後半戦へと移った。続く「渋谷事変」の生アフレコでは、虎杖のプロローグとなる回想シーンから始まり、2018年10月31日のハロウィンの物語がスタートする。渋谷駅の地下ホームで再会する五条と夏油、虎杖と伏黒が共闘し、粟坂に挑むシーンなど、緊張感あふれる戦闘シーンを中心に、キャスト陣が迫力の演技をみせる。さらに、物語の後半、七海の最期のシーンでは、七海が呟いた海のイメージにあわせるかのように、観客のペンライトが青い光を浮かべて会場全体を包み込んだ。生アフレコ終盤では、東堂に鼓舞され、勢いを取り戻し共闘する虎杖の姿が、壮大な生演奏とあわせて演じられる。東堂の“脳内”で高田ちゃんと共演したシーンが映し出されると、なんとサプライズゲストとして、高田ちゃん役の黒沢ともよが登場。キャラクター同様に制服姿で『最高潮☆JUMPING!』を歌い上げる。驚きの演出に会場からも盛大な拍手と歓声が贈られた。

声優の黒沢ともよ
高田ちゃん役の黒沢ともよ

また、生アフレコの最後には、第2期のラストシーンが映し出され、虎杖の映像に榎木がシンクロするように同じ動きで手を鳴らし、壮大な物語を締めくくった。

生アフレコが終了すると、再び黒沢が「たんたかたーん☆」と元気いっぱいに登場する。本作の感想を聞かれると、「漫画を拝読していたのすが、2期で挿入歌があると聞いた時は、まさかと驚きました。(ライブは)楽しかったですよね?」と笑顔でコメントした。

生アフレコの後は、朗読劇「じゅじゅさんぽ!みなとみらい イン 2018」がスタート。今度は、みなとみらいの観光スポットを1年ズが散策する。すると、東堂と、東堂の脳内イメージの高田ちゃんまで登場。戸惑う様子の虎杖を中心に賑やかなエピソードが語られた。

エンディングでは、キャスト陣が再びステージに集まり、イベントの感想を語った。内田は「懐玉・玉折」について、「『呪術廻戦』の始まりのようなお話。ぎゅっと詰まったこのドラマをアニメーションで改めて観られて良かったです。」と語り、「じゅじゅフェス」初参加となった櫻井も「凝縮したようなシーンばかり。間違えられないので緊張しました。最後のシーンでは観客の拍手の音もシーンに重なり、入り込めました。」とコメントする。

声優の内田雄馬
内田雄馬(伏黒 恵役)

津田は、「やっと「じゅじゅフェス」初参加になりました。緊張しましたが「渋谷事変」のあのシーンを生で演じることができて良かったです。」と出演の喜びを語り、木村も、生アフレコ時に高田ちゃんが参加になったことに触れ、「テンションが上がりました。」と笑顔を浮かべつつ、「たかたんビーム」を再びリクエストしていた。

イベント最後には、新情報として、『呪術廻戦』「懐玉・玉折」総集編が2025年に劇場公開となることが発表されると、会場からは大きな歓声が上がった。中村も「TVシリーズで演じさせていただきましたが、クオリティのとても高い作品で、自分自身も劇場で観たいと思っていました。闘っているシーンの迫力もあり、映画館での上映がすごく嬉しいです。」と期待に満ちたコメントを語った。さらに、芥見下々『呪術廻戦』展の大阪会場の詳細や、MBSアニメフェス2025の参加情報、「TVアニメ『呪術廻戦』 懐玉・玉折/渋谷事変 公式ガイドブック」の発売情報に加え、スマホゲーム『呪術廻戦 ファントムパレード』の新情報など、『呪術廻戦』に関する最新情報が一挙解禁となり、ファンからの喜びの歓声が上がった。

大盛り上がりとなったイベント最後には、キャスト陣を代表して、榎木より感謝のメッセージが贈られた。

声優の榎木淳弥
榎木淳弥(虎杖悠仁役)

榎木「本日はありがとうございました、「じゅじゅフェス」は前よりもパワーアップして、たくさんの出演者と生アフレコで様々なシーンを演じることができました。アニメは第3期の「死滅回游」をスタジオが全力で作ってくださっていると思います。僕らは熱をさらに高めてアフレコに臨みたいと思いますので、引き続き、応援をどうぞ宜しくお願いいたします。」

『呪術廻戦』
「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中、シリーズ累計発行部数9,000万部(デジタル版含む)を突破する大人気コミック『呪術廻戦』(芥(あくた)見(み)下々(げげ)・著)。2020年10月から2021年3月までTVアニメ第1期が放送され、初の映画化となる『劇場版 呪術廻戦 0』は、全世界興行収入265億円の大ヒットを記録。TVアニメ第2期となる「懐玉・玉折/渋谷事変」が2023年7月から12月まで放送され、国内のみならず全世界で大きな反響を呼びました。さらに続編となる「死滅回游」の制作が決定し、2025年にはTVアニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」の総集編の劇場公開が決定となるなど、ますます盛り上がりをみせている。

写真:©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

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