アニメ『ばいばい、アース』第7話　猫耳美青年アドニスが突如ベルに“求婚”？「いつかオレの子を産んでみる気はないか？」

TVアニメ『ばいばい、アース』の第七楽章『試者。呪いと祝福のかたち』が8月23日（金）に放送された。原作は“映像化不可能”と言われた傑作小説で、獣⼈だらけの世界で唯⼀の⼈間であるベルが数々の困難に⽴ち向かい、⾃らの存在意義を⾒つけ出す姿を描いた壮⼤な物語。アニメでは、ファイルーズあい、内⼭昂輝、諏訪部順一、花江夏樹など豪華声優陣が盛り上げる。

（以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます）

◆シェリーとの出会い

多くの犠牲を出したティツィアーノ討伐戦が終結し、都市はカタコームの戦いを浄化するための弔いの雨に包まれた。そしてラブラック＝ベル（CV：ファイルーズあい）は、シャンディ＝ガフ（CV：日野聡）と手合わせをしていた。すると、ベルはガフがケガをしていることに気づいた。そのケガは、クエスティン＝アドニス（CV：内山昂輝）の実の父親であり、カタコームの神官・トム＝コリンズと戦った時についたという。ガフは神言の通りに戦っただけだが、「あんたのその剣にだけは、切られたくないね…」。ベルは、アドニスの父の死を知るのだった。

つらい思いを抱えたまま街を歩いていたベルは、シェリー（CV：早見沙織）とぶつかってしまう。転んで鼻血を出したシェリーを連れて、ベネット（CV：豊永利行）の部屋を訪れることに。雨でぬれたシェリーに合う服があるのは、ベルの周りではベネットしかいなかったからだ。

傘の指し方も知らないお嬢様のようなシェリーは、お風呂の入り方も知らず、部屋を水浸しにしてしまい…ベネットは甲高い悲鳴をあげた。ベネットと一緒に部屋で酒を飲んでいたギネス（CV：榎木淳哉）はそれを見て大笑い。1人では何もできないシェリーと、ベルは一緒に風呂に入ることに。そして、シェリーが“ローハイド王の娘”だと、そこで初めて知るのだった。

ベルにお礼がしたいというシェリー。筆頭歌士でもある彼女に、ベルは「あなたの歌を聞いてみたい」とリクエストする。シェリーは美しい歌声を披露したが、「とてもつらそうに歌うんだね」とベルは伝えた。その言葉にはっとするシェリーだが、そこへガフが訪れた。シェリーはガフの婚約者でもあったのだった。シェリーの肩を抱くガフの姿に、複雑な気持ちを覚えるベルだった──