紆余曲折を経て“神パティシエ”になった男 ヒロミ「俺もなんか始めようかな」と共感

2024.10.15 13:00
ヒロミの写真

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が10月12日に放送。神パティシエと呼ばれた男が人生をかけて作り上げたお菓子を堪能した。
 
街行く人に聞いた神様のような人を直接掘り下げていくこの番組。高円寺でスタッフが出会ったのは59歳の寿司職人・角田さん。電気関係の仕事をしていた角田さんは一念発起して会社をやめ、寿司職人の専門学校に通い、まもなく北海道に出店予定なのだという。そんな角田さんの人生に大きな影響を与えたのが、パティシエの西原金蔵さん。この方もパティシエとして大活躍していたが一度自分の店をすべてたたみ、後に再び店を立ち上げて活躍しているという。「遠回りしても夢を諦めないことを教えてくれた」と、角田さんは西原さんを神のような存在としているのだとか。
 
後日スタッフは角田さんとともに、京都にある西原さんのお店『コンフィズリーエスパス・キンゾー』へ。このお店、オープンするのは隔週の土日だけ、つまり月にわずか4日だけ。にもかかわらず多くのお客さんがココでしか買えない商品を求めてやってくるという。代表的な商品の1つが『ビターチョコレートのシャーベット』。ミルクや乳脂肪分、卵などは一切使わず、水とチョコレートだけで作ってしまうという。お客さんも「すごい軽くて、味はしっかりあるのにフワッと消えてしまう配合がすごい」「おいしいお水を食べるみたいな軽さがあっておいしい」と大絶賛し、店内でしか食べられないこの味を求めて再びこの店へとやってくるのだ。

そしてもう1つの看板商品が『パート・ド・クルスティヤン』。フランス語で「壊れるような食感の生地」という意味のこのお菓子、一見するとゼリー菓子のように見えるが、表面はシャリシャリ、中はフワトロという今までになかった食感。これこそが西原さんが人生をかけて完成させたという、洋菓子にも和菓子にもない唯一無二のお菓子で、出来上がるまでに紆(う)余曲折を経ていた。

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