トム・クルーズが語った“ロケ地を東京から上海に変更した理由”『ミッション:インポッシブル3』

2024.6.21 11:00

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。
 
金曜ロードショーではトム・クルーズ主演の“ミッション:インポッシブル”シリーズの第1作から第3作までを3週連続で放送。
最終夜となる6月21日は、“スター・トレック”シリーズや“スター・ウォーズ”新3部作などのJ・J・エイブラムス監督によるシリーズ第3作『ミッション:インポッシブル3』が登場する。
 
第一線を離れIMFの教官になったイーサン・ハントが、かつての教え子が拘束されたことをきっかけに、現役復帰。教え子を救出するために、ブラック・マーケットの商人・デイヴィアンの元に向かうが、彼の行動が恋人のジュリアを危機にさらすことに…。最愛の人に迫る命の危機の前にイーサンはどう立ち向かうのか!?
本作で舞台の1つになっているのが中国の上海。当初からJ・J・エイブラムス監督には極東でのシークエンスの構想があったらしく、実は中国に行く前に日本の東京でもロケハンをしていたという。
 
東京でロケハンしたのに、上海にロケ地を変更したことについてトム・クルーズは、「僕は日本と日本の人々、そして文化が大好きなんだ。『ラスト サムライ』の撮影は、人生で最も記憶に残る経験の1つだった。でも僕はあまり馴染(なじ)みのない場所の美しさを観客に見せたいんだ。東京はすでに何度も映画に登場しているからね。上海に行って、あの素晴らしい景観に心を奪われたんだ。最高に絵になる街だよ」と公開当時に語っている。
 
ちなみに中国の撮影は、言葉の壁というコミュニケーションの難しさがあったにも関わらず、予定より早く終わったそうで、「優秀なクルーに恵まれたんだ。違った文化を持つ国に行って一緒に仕事をし、何かを創り出すということはすごく有意義だと思う」と満足していたようだ。

今回もトム・クルーズがスタントなしで挑んだアクションシーンは見もの。
中でも上海の超高層ビルからダイブする迫力シーンは必見だ。

【ストーリー】
第一線から退きIMFの教官として暮らすイーサン・ハントは、恋人のジュリアと穏やかに暮らしていた。ジュリアとの婚約パーティーの最中、イーサンに新たなミッションが下される。彼のかつての教え子のリンジーが、ブラック・マーケットの商人、オーウェン・デイヴィアンを追尾中に拘束されたというのだ。ジュリアに出張とウソをつき現場に向かったイーサンは、リンジーの救出に成功するが、脳に埋め込まれた爆弾によりリンジーは死亡。
ミッションは失敗かと思われたが、リンジーからイーサンにあるメッセージが届く。バチカンでラビットフットなるものを取引しようとしているデイヴィアンをとらえることに成功するが、何者かに邪魔をされ、逃げられてしまう。ジュリアを誘拐したデイヴィアンから48時間以内にラビットフットを手に入れなければジュリアの命はないと脅される。イーサンは、ラビットフットを追い上海へと向かうが…! 

『ミッション:インポッシブル3』(2006米) 
監督:J・J・エイブラムス
脚本:アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、J・J・エイブラムス
原作:ブルース・ゲラー
製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー
製作総指揮:ストラットン・レオポルド
音楽:マイケル・ジアッキノ
テーマ曲:ラロ・シフリン
 
出演
イーサン・ハント:トム・クルーズ(森川智之)
オーウェン・デイヴィアン:フィリップ・シーモア・ホフマン(山路和弘)
ルーサー・スティッケル:ヴィング・レイムス(手塚秀彰)
ジョン・マスグレイブ:ビリー・クラダップ(桐本琢也)
ジュリア・ミード:ミシェル・モナハン(岡寛恵)
デクラン・ゴームリー:ジョナサン・リス=マイヤーズ(竹若拓磨)
リンジー・ファリス:ケリー・ラッセル(藤貴子)
ゼーン・リー:マギー・Q(魏涼子)
セオドア・ブラッセル局長:ローレンス・フィッシュバーン(石塚運昇)

写真提供:(C)日テレ
 

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