塩野瑛久 幼少期のゲームがきっかけで「今の仕事にすごくやりがいを感じている」塩野が語るゲームの魅力とは…

2024.10.18 19:15

俳優の塩野瑛久が、MMORPG 『スローン・アンド・リバティ』で、青年の魔法使いルテイン役の日本語版声優に挑戦。特別インタビューが公開され、ドラマや舞台と声優の演技の違いやプライベートについて語った。

現在、大河ドラマ「光る君へ」で一条天皇役や、テレビ朝日新ドラマ「無能の鷹」に出演中。10月にはドラマ「天狗の台所 Season2」・「ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―」が放送、映画「チャチャ」・「八犬伝」の公開が控えているなど人気急上昇中の塩野だが、PC/コンソールゲームでの声優は初挑戦。今回は完全新作ゲームのキャラクターを演じたということで、声優としての表現の難しさについても語ってくれた。

【塩野明久 特別インタビュー】

「ルテイン役」の声優オファーがあった際の感想を教えてください
僕自身、声優の仕事にとても興味があったので、前のめりで「ぜひやらせてください!」という返事をさせていただきました。今までの声優経験は、自分が出演していた“スーパー戦隊シリーズ”のゲーム版で自らの役の声を収録した事がありました。ただ今回は完全新作ゲーム「スローン・アンド・リバティ」に登場するルテイン(青年の魔法使い)というキャラクターという事で、キャラ設定が一切ないところから声を作り上げるというものでした。

映像のない収録現場での役作り
今回の収録は、「スローン・アンド・リバティ」の世界観と、ルテインのキャラクタービジュアルを見て、まずは声をイメージしていくという作業から始まりました。セリフから自分なりにそのシーンを想像したり、監督からこういった感じでやってみよう、というすり合わせを行いながら進んでいきました。 あとは、各セリフのフレーズの時間(尺)も決まっていたので、自分のセリフを時間内に合わせる作業も難しかったです。

「舞台・ドラマ」と「声優」の演技の違いは?
舞台やドラマだと、セリフはもちろん表情や全身で表現したりしますが、声優さんは、その人の声だけでキャラターの全く違う感情を表現されるので、すごいなと思っています。例えば“セリフをしっかり発声しない”ことが表現方法の一つだったり、声色が明るくても実は心の内は傷ついているといった場面を表現しなければいけなかったりするので、声だけで表現するという難しさをすごく感じます。

僕は頭の中でイメージして、いざマイクの前に立ってセリフをやってみても、役にフィットさせるまでの余裕がなかった時がありました。そこは自分がまだまだ足りてないところだなと思います。

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