キンタロー。「3万円かなと思ってよく見たら30万円」 約4.4組に1組の夫婦が経験している“不妊治療” 避けられないお金の問題

2024.12.5 09:45
バービーとキンタロー。の写真

12月3日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』のテーマは“不妊治療のリアル〜後編〜”。不妊治療経験者たちがリアルなお金問題に踏み込んだ。

今や日本の夫婦の約4.4組に1組は不妊治療の経験を持つ時代(出典:「第16回出生動向基本調査」国立社会保障・人口問題研究所)。原因が特定しづらく、検査が長期化しやすいことから“終わりの見えない治療”とされる。

2022年に保険適用となった不妊治療だが適用には一定の条件があり(※助成金の支給回数は、回数の計算に含めません)、体外受精を実施中の20代女性からは「保険適用が6回までなので、6回ダメだったとき自費になっちゃうので。“6回の内に絶対出産までしたい”っていう思いが強くなって、また不安になったり」という切実な声が聞かれた。

さらに、体外受精を保険適用で実施できる回数は年齢によって上限があり、年齢が上がるとともにその回数は少なくなる。体外受精を実施中の40代女性からは、「40歳から(不妊治療を)スタートしたので、保険適用が3回しかないんですよ。残り2回なんですね。残りの胚(成長した受精卵)で妊娠できなかったら、また採卵からやり直しになるんですけども、その時には保険適用がないので、多分100万円超えちゃうんですね」というリアルな声が聞かれ、クリニックに通い始め2か月目に保険適用外の年齢になってしまったという女性は、「高齢になったから不妊治療の病院を選ぶって人が多い中で、そこで保険(適用)を切られてしまうと、一部の富裕層の人しか通えない」と胸の内を明かした。

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