“山に取り憑かれた男”井之脇海が「天空のステージ」からの絶景を求めて3年ぶりの登山ロケへ
2024.9.20 21:30井之脇が取り出したのは、ペットボトルに取り付けて使える手のひらサイズの浄水器。沢の水でも浄水して飲むことができるという優れもので、昨年の防災グッズ大賞・優秀賞を受賞している。3人は沢の水をくんだペットボトルにこの浄水器を取り付けて、ごくごくと飲みながら一休み。さらにこの水を使って井之脇は用意したアウトドア調理用のパスタキットを取り出し、その場でパスタをゆでて女性2人に振舞った。疲れた体にパスタの塩分がしみわたった安斉は、パスタを豪快にすすり上げる。「お腹空いてて…ごめんなさい」と言いつつ、山の中で食べるパスタに大満足だったようだ。
だが、山頂が近くなり、登山の過酷さもさらに増してきた。もはや道と呼べるものはなく、ひたすら急な岩場を登っていく。「本当に、もう、ホントにもうちょっとです!」と女性2人を笑顔で励ましながら登っていく井之脇に対し、すっかり闇落ちしてしまった安斉は「テレビの悪いところ…こんなに頑張ってるのに…深い話したのも全部(カットされる)」とディレクターに愚痴り始めた。「30分にされちまったら困るんだよ!」と言っていたが、実際の放送時間も約30分で、図らずも安斉の予感が的中してしまっていた。
「頂上ついたらまた別のおもてなしをさせてもらえたらと思うんで…」と初心者の2人を何とか励ましながら引っ張っていく井之脇。登頂の達成感を追い求めていた3年前と比べ、ロケの無かった3年の間に心境の変化もあったという。「僕は岩を見たり、安斉さんは苔を見たり…そうやって色々見ながらみんなで上る登山もいいなぁって」という井之脇は、「最初でハードな山連れてきちゃったんで、責任もって頂上まで一緒に行けたらなと思います」と、頂上を前にして心境を語った。