堀口(戸次重幸)が突然死…壮絶な過去判明に「過去一泣いた…」「涙腺崩壊」の声『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』
2024.9.24 16:30数年前、捜査一課にいた利根川は、友人の記者から公安部長の佐川(杉本哲太)による不正の記録の入ったUSBを預かった。佐川は、代議士・高山吉次の汚職や暴力事件をもみ消していたのだ。だが、不正を暴く前にその記者が事故で死んだため、利根川はたった1人でそれを内部告発しようとした結果、身元不明人相談室に飛ばされた。
それでも諦めきれなかった利根川は、堀口に「俺と一緒に、佐川を告発しないか」と持ち掛けた。ところが堀口は、佐川に戸籍の偽装という弱みを握られていたのか、誘いを断り、そして死んだ……。
しかし実は堀口は、佐川を告発すべきか迷っていたのだ。いざというときのために、佐川と高山の密会の証拠を押さえておこうと、あの夜、繁華街のクラブへ行った。ところが、そこで偶然、ホステスに暴力を振るう高山を目撃して、とっさに止めに入ってしまった……。高山ともみ合い、頭を強打した堀口はその後、階段で転倒。堀口の死は、高山に突き飛ばされて頭を打ったことが原因だったのだ。
捜査を止めようとする利根川に、堀口の帰るべき場所を見つけてあげたいと桜は反論。南陽市に今も暮らす堀口の実の母・啓子(朝加真由美)の元を訪ねる。当初は堀口のことを「知らない」と言い張る啓子だったが、堀口が亡くなったことを伝えると、ようやく重い口を開いた。
36年前、11歳だった伊藤和宏に寄り添い続けたのが、事件を担当していた警察官の磯辺誠司(モロ師岡)だった。和宏は、磯辺のような警察官になりたいと思うようになったが、その頃の警察は、身内に犯罪者がいる人間は採用試験ではじかれてしまうのが定説。そこで磯辺が公安の佐川に相談し、佐川から戸籍を変えて別人になることを提案されたのだった。