アニメ『多数欠』“あの結末”で終わりじゃない!? エピローグからの急展開にファンも驚き「一体どこに着地するのか」
2024.9.24 17:00毎週火曜 深夜25時59分より日本テレビにて放送中のアニメ『多数欠』(BS日テレ、RAB 青森放送他にて順次放送)。ある日突然、“多数派”が死亡してしまうという過酷なゲーム【多数欠】に巻き込まれてしまった少年少女たちの戦いを描く本作。9月17日放送の#10『結』では、ついに皇帝と対面した実篤たちが“最後の多数欠”をとる──。果たして無事に皇帝を倒し、多くの命を奪った多数欠を終わらせることができるのか…? だが、物語は意外な方向へ! SNS上でも「あの展開で終わりじゃないだと…」「解決したのに…悲」「一体どこに着地するんだろう?」と、驚きと困惑の声が相次いでいる。
(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)
◆“最後”の多数欠。その結末は…
成田実篤(CV:上村祐翔)、藤代紗綾(CV:永瀬アンナ)たちは、ついに謎のゲームマスター・皇帝(CV:寺崎裕香)と対面。これまで多数欠を裏で操り人の命をもてあそんできたその正体は、まだあどけなさの残るひとりの少年だった──。
「多数欠の支配感、これが最高なんだ。
“特権利”さえ回収すれば、望む世界まで手に入る。この世界を俺の理想郷にするんだ」
傲慢(ごうまん)な態度の皇帝に、憤る実篤…。特権利の正体を知っているのか尋ねると、「もちろん。はるか昔から人間の欲望が集まり続け、何かの拍子に実体化してこの世界に現れたものさ。異常だろ?世界はもう末期なんだよ」と、声高に返してくる。だが、皇帝自身もそれ以上の詳細は知らないという。
そして……。
「今ここで1回多数欠をとる代わりに、これを最後として多数欠を終える──」
皇帝からの突然の提案に、実篤たちは選択を迫られる。自分で質問ができない皇帝に【質問権】の行使を委任するという形で、多数欠を今この場でやるのか、それとも放置して今後も多数欠を続けるのか……。実篤は、「多数欠の対象はこの場だけに限ってくれ」と言い、この場を“最後”にすることを選ぶ。
緊迫した空気が流れるなか、皇帝は“実篤たちのチーム名”を尋ねてくる。さらに、4人のメンバーに1人ずつ、本当に“チーム実篤”の一員かどうかを確認。「交渉成立!」と告げ、いよいよ端末に質問を入力し始めた。
皇帝からの質問を待つ間、実篤と紗綾は思い出していた。多数欠が始まってすぐ、「皇帝を倒す」と誓ったあの日のことを──。実篤の手をそっと握る紗綾。臣(CV:三上枝織)と龍太(CV:浦和希)も、「俺たちも加えてくれ」と一緒に手を合わせる。「ありがとう。俺たちは仲間だ。これまでも、これからもだ」と、実篤は全員にあらためて感謝を伝える。
──午前0時。多数欠が始まる。皇帝が出した質問は、「皇帝の塔の210階にいる人に聞きます。チーム実篤?YES or NO」というもの。それを見た龍太は「くそっ!」といきり立ち、皇帝に飛び掛かろうとするが、時すでに遅し…。実篤と紗綾のつながれた手も離れ、4人はその場に倒れてしまうのだった。